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2017.11.17

機械はそうそう間違えず

早朝の列車。17号車57番座席。7が2回続くので覚えやすい。席についてもう一眠りしていたら途中で検札が来て目が覚めた。昨日作った栗おこわで朝食を摂る。そのうちに列車はカーンに着いて車内の乗客が増えてきた。通路を挟んだ隣の紳士が、新たに来た乗客にそこは私の席よと指摘されて立ち上がった。

するとその立ち上がった紳士が今度はこちらに向かって、実はあなた、そこが自分の席なんだがという。おや変ですねえ、17号車57番座席、ほらそう書いてありますよとこちらの切符、といっても予約したものの印刷物を見せる。彼も持っている切符を見せてくれるがやはり17号車57番座席とある。二人で変だなあと言い合いながらも、後ろの座席が空いていたので彼はそちらに座った。もう後は終点まで停車しないので実害はない。

弁当を食べ終わって考えてみる。彼の切符は駅で発行されたもの。駅で二重発券をすることがあるのか。システムはそこまでお粗末なのか。さっきこちらの切符の検札に来た車掌に聞こうかと思ったが、待っているとなかなかやってこないもの。車内で格別やることはない。もう少し調べてみよう。こちらは往復の列車を予約している。そのプリントアウトを点検してみる。

そこでわかった。17号車57番座席は正しいが、それは復路の切符の指定であった。10日後のもの。道理でさっきの車掌がこちらの切符のバーコードを読取った後で一瞬読取機を見直していたわけだ。当方の間違い。後ろの紳士に失礼を詫びた。多くの誤りは人為的なもの。機械は言われたことは正しく実行する。人間のミスがよく話題になるが、それは他人事と思っていた。自分がそれをする一人であったとはね。まあ当たり前の話なのだが。

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